夏のアフリカケニアツアー報告その2。アンボセリから車で6時間かけてナイロビに移動、ナイロビから今度は飛行機に乗ってマサイマラへ移動しました。
飛行機はこれ↓なんとパイロットは2人とも女性!!
マサイマラの空港は滑走路が草原なんです。舗装なんてされてないのは当たり前で、それどころか、滑走路に動物が入っているのを追い払って着陸するのです!!
マサイマラはタンザニアとの国境近くの比較的緑の多い場所。ですが、新田どんたちがアフリカに行く前、あまりにも雨が降らない日が続き動物たちはタンザニアに移動してしまったとか。
ちょうどアンボセリに入ったころマサイマラで雨が降り新田どんがマサイマラについたときには草の芽が出始めで動物たちが戻ってきてたくさん活動していました。
滞在中も昼間は晴れて夜は雨、晴れ男新田どんと雨男増田さんのちょうどいいバランスで最高でした!
早朝からこの晴れ模様!!!
マサイマラは肉食獣がたくさん生息しています。ハネムーン中のライオンのカップルに出会いました。
見て見て!この青空!でもアフリカの干ばつ化は深刻なので雨男の増田さんは神様みたいにどこに行っても人気者です。
カバは普通昼間は水の中にいて夜草を食べに出てくるのですが!!!あまりの天気のよさと草がちょうど生えてきたところだったのでぞろぞろと昼間からお食事中。川の中も含めて20頭ほどのカバに会えました。
これはとっても珍しい。
たくさん動物を観た後、朝食タイム。
ちゃんとお皿や食器もあって珈琲とサンドウィッチで朝食。見渡す限り草原365度!地球を独り占めできている気分でした。
さてさて、マサイマラにはクロサイが6頭しかいないので会えるかどうか・・・でも会いたい!とのお願いにドライバーががんばってくれてHANAKOと呼ばれているクロサイに会えました!2頭の子どももいて、合計3頭見れたのです!!!!これはものすごいラッキー
ライオンもたくさん観ました。オスのライオンは狩りをしない!メスが狩りをした獲物をもらうのだそう。↓このライオンの横の獲物はメスから献上されたもの。そうかー。
という説明を受けていたのに、とても珍しい光景に出会いました。
なんと!↓下の写真のオスのライオンは、自分で狩りをして、必死に獲物を運んでいました。
貢いでくれるライオンがいないのかなあ。これめったに見れないことらしい。
野生というのはすごいなあ。もう人間が忘れてしまった世界がここにあると感じる毎日。
ホテルは小高い山の上にあり朝日が昇る絶景が見れました。
キリンは悠々と優雅に歩き、まるでライオンキングの一場面のよう。
象がたたずむのも絵になる。
シマウマの模様はほんとにきれい。
イボイノシシにも会いました。草原の中をぴんと立てたアンテナのような尻尾がうろうろしています。5匹のウリボウがお母さんの後をちょこちょこ歩いていました。
ヌーの大群はタンザニアに移動中。
今アフリカは砂漠化が深刻。もうひとつ深刻なのは象の密猟。象牙を売ってお金にしテロリストの資金源になっているのです。このままでいくとあと7年ぐらいで象は全滅してしまう危機的状態。
そんな中、象が出産に寄る深い森が近くにあると聞き出かけて行きました。
このデュポトの森のように昔はアフリカも緑が深かったそうです。ここのマサイの村の若者たちがこの森を守っています。↓下はこの村の御神木。とても神聖な感じ。この木の下を願い事を唱えながらくぐると叶うそう。みんな真剣にくぐりました。でも遠く日本から来た客人の願い事が重すぎて木が枯れなければいいけどと心配になったとか。
森の恵みはすばらしい。この森に支えられて生きることの大切さを子どもたちに伝えながら生きている。土が肥えている場所なので砂埃もなく、同じケニアとは思えないくらいきれいなところでした。
小学校に訪問したのですが・・・。初めて外国人、違う人種の人に会ったそうで。子どもたちはとても恥ずかしがりやさんでした。
記念に子どもたちと一緒に植樹しました。
ここにも仲間がいたって感じで熱い大人たちをみると嬉しくなります。
マサイマラのムパタサファリクラブというホテル。↓下の写真右、市原さんという女性スタッフがきめ細かいお世話をしてくれました。とても素敵なホテルでした。今回アフリカツアーコーディネートをしてくれた宮城さん↓左上は、アフリカ中の部族と友達という不思議な人。誰よりも楽しみ上手感動上手な方でした。某テレビ番組のアフリカ中の日本人に会いに行く企画でぜひ二人に会いに行ってほしいなあ。全員が「またきたーい」とにかく一度いったらやめられないとまらないアフリカの魅力に取りつかれたみなさんでした。